バストの形を整え、キレイなボディラインを演出してくれるブラジャー。
毎日のように着用するアイテムですが、締め付け感や肩への負担などから「ブラジャーが嫌い」という女性も少なくありません。
この記事では、そんな女性のために、ブラジャー嫌いを克服する選び方や、おすすめのアイテムをご紹介します。
ぜひこの機会に、ブラジャーの選び方を見直してみましょう!
ブラジャーが嫌いな理由とは?
バストを支え、正しい位置にキープしてくれるブラジャーは、女性にとって欠かせないアイテムです。しかし、ブラジャーを着用したくない女性は意外と多く存在します。
では、なぜブラジャーが嫌いなのでしょうか?
①締め付けられる感じがするから
ブラジャーは、バストを支える構造になっているため、締め付けがきついと感じる方は少なくありません。
とくに、ワイヤー入りのブラジャーを長時間着用していると、締め付けられるような感覚や痛みによって不快と感じやすくなります。
きれいなバストラインをキープするためには、バストをしっかりと支える力のあるブラジャーが必要です。しかし、あまりにも締め付けが強い場合は、素材やデザイン、サイズが合っていない可能性があるので注意しましょう。
②圧迫感があって苦しいから
胸が潰されるような圧迫感があることから、ブラジャーが苦手だと感じる方もいます。
厚めのパッドが入ったブラジャーや、伸縮性の少ないブラジャーは、とくに息苦しさを感じやすいでしょう。
圧迫感があるとストレスになるだけでなく、血行を悪くするおそれもあるので、少しでも楽なつけ心地のブラジャーを探すことが大切です。
③肩が凝るから
ブラジャーをつけていると、肩こりに悩まされる方も多く見られます。
ブラジャーのストラップが肩に食い込み、その部分に圧力がかかって肩の筋肉が緊張してしまうことが原因です。
また、バストサイズが大きめな女性の場合、ブラジャーで支えきれず、肩に負担がかかりやすくなります。
肩こりを防ぐためには、ストラップの調整や、正しいサイズのブラジャーを着用することが大切です。
④サイズ感が合わずフィットしないから
ブラジャーのサイズ感が合わず「いまいちバストにフィットしない」ことも、ブラジャーが嫌いになる原因です。
なんとなくサイズを選んでいたり、昔購入したブラジャーをずっと使っていたりするなど、バストのサイズを正しく測っていない方は注意しましょう。
サイズの合わないブラジャーを着用していると、圧迫感や肌荒れが生じやすくなるほか、バストをうまく支えられず下垂する原因となってしまいます。
ブラジャー嫌いなのは選び方を間違えているかも!
どんなにブラジャーが嫌いでも、毎日ノーブラで過ごすわけにはいきません。そこで、以下4つのポイントを押さえてブラジャーを選んでみましょう。
選び方を見直すことで、苦手なブラジャーでも快適に着用できる可能性があります。
- フィット感
- 素材
- 機能性
- デザイン
選び方のポイントについて、くわしく解説していきます。
①フィット感で選ぶ
ブラジャーの締め付けや圧迫感が気になる場合は、バストへのフィット感を重視して選びましょう。
カップサイズが大きすぎると、ブラジャーが浮いたり上がったりしやすくなります。逆に、カップサイズが小さいと胸がはみ出たり、潰れたりするおそれがあります。
女性のバストは、年齢や体型の変化、生活習慣、季節などさまざまな要因によって変わるといわれています。3カ月に1度を目安に、バストのサイズを測り直しましょう。
また、同じサイズ表記でも、メーカーやデザインによってサイズ感が異なる場合があります。ブラジャーを購入する際は、できるだけ試着してフィット感を確かめてください。
②素材で選ぶ
素材によって肌触りや通気性などが異なるため、ブラジャーのつけ心地も変わってきます。できるだけ肌への刺激が少なく、快適に過ごせる素材を選びましょう。
とくに、以下の素材を使用したブラジャーがおすすめです。
- コットン素材
- ナイロン素材
- スパンデックス素材
コットン素材は、肌触りが良くさらっと快適に着用できる点が魅力です。刺激を抑えられるので、肌が弱い方でも安心して使えます。
ナイロン素材やスパンデックス素材は、伸縮力に優れており、締め付けや圧迫感を軽減してくれます。
③機能性で選ぶ
ブラジャーを快適に着用するためには、機能性に優れているかどうかもチェックしましょう。
とくに注目したいポイントは以下の3つです。
- ホールド力があるか
- 伸縮性に優れているか
- 通気性は良いか
バストの大きさに関係なく、ある程度のホールド力があるブラジャーを選ばないと、バストが垂れる原因となってしまいます。
運動時や激しい動きをするときは、不快な揺れを感じないためにもホールド力にはこだわりましょう。
伸縮性や通気性も、毎日着用するにあたって重要です。とくに、暑くて蒸れやすい夏場は、通気性や吸汗速乾性の高いブラジャーに変えるだけで快適さが変わりますよ。
④デザインで選ぶ
自分の好みに合うデザインを選ぶことで、ブラジャーを着用することが楽しみになり、ブラジャー嫌いを克服できる可能性があります。
ブラジャーの色や柄、素材はもちろん、形状もさまざまです。まずは、通販サイトなどをチェックして、気になるデザインを探してみましょう。
締め付けが少ないノンワイヤーブラもおすすめ
「ブラジャーの締め付けられる感じが嫌い」という方は、ノンワイヤーブラに変えてみてはいかがでしょうか。
ノンワイヤーブラとは、名前のとおりワイヤーがないブラジャーのことです。
ノンワイヤーブラは、伸縮性に優れたものが多く、バストにフィットしやすいメリットがあります。柔らかい素材が使われており、バストをやさしく包んでくれます。
また、ワイヤーがない分、強い締め付けを感じにくいので、長時間着用していても不快になりません。肩こりの防止にもつながるでしょう。
ワイヤー入りのブラジャーでストレスを感じている方は、ぜひノンワイヤーブラを試してみてください。
イージーアップブラ
ノンワイヤーデビューにおすすめなのが、フィット感と快適さを叶えてくれるイージーアップブラです。
締め付けを軽減しながらも、ワイヤーブラに劣らない補正力によりキレイなバストを演出。バストを中央に寄せ集め、ふんわりと美しい谷間を作ります。
また、BカップからGカップまであり、幅広いバストサイズに対応していることも嬉しいポイント。サイズごとにパッドの厚みやホック数が細かく調整されており、理想のバストに近づけます。
ブラジャー嫌いならブラジャー以外の選択肢もあり!
「ノンワイヤーでもブラジャー自体着用したくない!」という方は、思い切ってブラジャー以外の下着に変更することも一つの手です。
ブラジャー以外の選択肢としては、以下のようなアイテムがあります。
- ブラトップ
- スポーツブラ
- ナイトブラ
カップ付きキャミソールやタンクトップなどのブラトップは、締め付けが少なく、1枚でトップスのように着用できる点が魅力です。また、スポーツブラやナイトブラも、通常のブラジャーに比べて楽なつけ心地のものが多くあります。
「ホールド力がないからバストが垂れてしまうのでは?」と不安になるかもしれませんが、最近ではバストをしっかりとサポートし、美しいシルエットを叶えてくれる機能的なアイテムが増えています。使用するシーンに合わせて、ブラジャー以外の下着もぜひ試してみてください。
キレイdeナイトブラ
キレイdeナイトブラは、ホックやワイヤーなどの不快に感じる要素を取り除き、つけ心地の良さにこだわった1枚。就寝中だけではなく、お家でのリラックスタイムやちょっとした外出時にもおすすめです。
クロス構造などがないスッキリとしたデザインで24時間快適に着用できるうえ、機能性も高く、バストの脇流れや垂れをケアしてくれます。
総レースで見た目が可愛く、豊富なカラーバリエーションも魅力。毎日着用するのが楽しくなりそうです。ぜひ色違いで揃えてみてはいかがでしょうか。
ブラジャーを選ぶときの注意点
ここまで、ブラジャー嫌いを克服する選び方や対策を紹介してきましたが、自分に合うブラジャーを選ぶためには、ほかにも気をつけたいポイントがあります。
購入したブラジャーが「結局失敗だった」とならないよう、事前に注意点を確認しておきましょう。
①サイズを正しく測る
ブラジャー選びで大切なのは、自分の正しいバストサイズを知ることです。
サイズが合わないブラジャーを着用していると、バストが垂れやすくなるほか、締め付けや圧迫感によって精神的なストレスにもつながります。バストサイズはブラジャーを購入するお店で測ってもらえますが、メジャーと全身鏡があれば自宅でも測定できます。
バストの正しい測り方は以下のとおりです。
①ブラジャーを着けた状態で姿勢をまっすぐにキープし、メジャーを後ろから前に通します。
②メジャーがぴんと張る程度の強さで、バストの乳頭のある位置(トップバスト)で周囲の長さを水平に測ります。
③乳房のふくらみのすぐ下(アンダーバスト)の周囲を測ります。
採寸したトップバストとアンダーバストの差がカップサイズです。通販サイトで購入する際など、試着が難しいときは必ず採寸してサイズを確認しましょう。
関連記事:ブラジャーの正しいサイズの測り方!自分でできる測り方&盛る着け方を完全レクチャー
②ブラトップは楽だけれど垂れの原因に
ブラトップは、キャミソールやタンクトップにバストを保護するパッドを備えた、ストレッチ素材の肌着です。
着心地が良く便利なアイテムですが、着用方法によってはバストが垂れる原因となるため注意しましょう。
胸の下を支えるホールド力がブラジャーよりも低いので、重力によって胸が下がりやすくなってしまいます。
また、ブラトップは長時間着用すると伸びてしまい、本来のフィット感が失われてしまうことも少なくありません。
とくに、外出時や運動をするときは、バストが揺れたり重力がかかったりしやすいので、できるだけ使用は避けましょう。シーンに合わせて、ブラジャーとブラトップをうまく使い分けることが大切です。
③洗濯方法が楽かどうかも重要
洗濯が楽かどうかも、ブラジャーを快適に使用するうえで重要なポイントです。
ブラジャーの形や素材によっては、傷んでしまうのを防ぐために手洗いをしなければなりません。
手洗いでの洗濯が面倒な方は、洗濯機で洗えるブラジャーを選びましょう。
また、色落ちしづらいブラジャーを選ぶことで、他の衣服への色移りを防げます。ブラジャーだけ別で洗濯する必要がないこともメリットです。
④ネット購入の場合返品・交換が可能かもチェック
ネットショップでブラジャーを購入する場合は、万が一サイズ感が合わなかったときに返品交換が可能かどうかもチェックしましょう。
多くの場合ブラジャーは、一度使用した商品の返品交換はできませんが、一定期間内であれば可能なケースもあります。
返品交換できる場合は、タグを切る前に必ず試着しましょう。また、明細や箱をとっておくことも大切です。
ショップによって返品交換の条件は異なるので、購入前にホームページやメールで確認してください。
ブラジャー嫌いを克服してキレイなバストを目指そう!
この記事では、ブラジャーが嫌いな方向けに、ブラジャーの選び方やおすすめのアイテムをご紹介しました。
ブラジャーの締め付けや圧迫感は、選び方を見直すことで軽減できる可能性があります。
正しいバストサイズを計り直したら「全然違うサイズのブラジャーを着用していた」というケースも少なくありません。
今回ご紹介したポイントを押さえてブラジャーを選び、少しでも快適に着用しましょう!