下半身のラインをきれいに整えてくれるガードル。「履くと痩せる」とよく言われますが、本当にガードルを履くだけで痩せるのか気になりますよね。
この記事では、ガードルを履くと痩せると言われている理由について解説します。
ガードルを選ぶときのポイントや、おすすめのガードルもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ガードルは履くだけで痩せるわけではないので注意
ガードルには、体のラインを引き締めてすっきりと見せる役割がありますが、ただ履くだけでは痩せません。
ガードルを履いているときの見た目は、あくまで一時的なものであり、長期的な痩身効果は期待できないでしょう。
ガードルだけを頼りにせず、適度な運動やバランスの良い食事などを取り入れて、健康的なダイエットを心がけることが大切です。
なぜガードルを履くと痩せると言われているの?
先述したとおり、ガードルを履くだけでは痩身効果は期待できません。
では、なぜ「ガードルを履くと痩せる」と言われているのでしょうか。
痩せて見える補正効果は期待できる
ガードルには、ウエストやヒップ、太ももなど特定の部位を引き締める役割があります。
体についたお肉の凸凹を軽減することで、きれいなボディラインを演出してくれるでしょう。
ガードルを履くと痩せると言われるのは、履いているときとそうでないときで見た目が変化するためです。
また、ガードルは腰回りをサポートし、正しい姿勢を維持できるメリットがあります。正しい姿勢を保つことで、体全体のバランスが良くなり、スタイルアップして見えることも痩せて見えるポイントです。
食べ過ぎ防止でダイエットできる場合も
ガードルを履くと、ウエストやお腹に着圧がかかります。
お腹周りの圧迫感や引き締め効果によって食欲が抑えられ、食べ過ぎを防止する効果が期待できるでしょう。
ガードルを履くだけでは痩せませんが、ガードルが間接的にダイエットのサポートになるので、つい食べすぎてしまう方におすすめです。
ガードルを履くと痩せて見える理由
実際は痩せていなくとも「お出かけのときは体をきれいに見せたい」と思う女性は多いでしょう。
ガードルは、お腹やウエスト、ヒップラインや太ももなど下半身のボディメイクに優れたインナーアイテムです。
ガードルを履くとなぜ痩せて見えるのか、理由をみていきましょう。
ぽっこりしたお腹を抑えてくれる
ガードルの着圧が、脂肪や皮膚のたるみを抑え、ぽっこりしたお腹を引き締めてくれます。
また、ガードルには背中や腰をサポートし、正しい姿勢を保つ役割もあります。崩れた姿勢を続けていると、お腹が出て見えかねません。
ガードルの着用により姿勢が良くなれば、ぽっこりお腹が目立たなくなるでしょう。
ウエストのくびれを作ってくれる
ガードルはお腹周りに着圧がかかるので、ウエスト部分の引き締め効果も期待できます。
ウエストのくびれを美しく際立たせて、全体的にすっきりとしたシルエットを演出できるでしょう。
スタイルをよく見せたい女性や、くびれができずに悩んでいる女性におすすめのアイテムです。
ヒップラインを整えてくれる
女性らしい丸みのあるヒップラインに整えてくれる点も、ガードルの特徴です。
お尻のお肉が下垂し、引き締まっていないと、老けて見える原因となります。
ガードルを履くことで、ヒップラインを整えて引き締まった形に見せてくれます。
ヒップが上向きで丸みのある印象を与えられるので、若々しくメリハリのあるラインを演出できるでしょう。
太ももを細く見せてくれる
太ももの脂肪やむくみは、多くの女性が抱える悩みです。
ヒップ周りと太もものメリハリがないと、太った印象を与えてしまうので、ガードルに補正効果を求める方も多いでしょう。
ガードルには、太ももの内側や外側のラインを整える効果があり、落ちにくい太もものお肉もすっきりとスマートに見せてくれます。
太ももを自然な形で細く見せ、痩せ見えが期待できるでしょう。
体に悪いと言われている理由は?ガードルのデメリット
ガードルは、痩せて見える一方で、体に悪いと言われることもあります。
ガードルに頼って、過度に着用を続けていると体に悪影響を及ぼすおそれがあるため注意が必要です。
ここからは、ガードルが体に悪いと言われている理由とデメリットについて解説します。
締めつけによる血行不良を起こしやすい
ガードルを長時間着用すると、締めつけによって血行が悪くなるおそれがあるので注意しましょう。
ガードルは体を引き締めるために、着用部位に圧力が加わります。この圧力によって、血液やリンパの流れが阻害され、血行不良につながるのです。
血行不良が起こると老廃物の排出も滞るので、肌のくすみやむくみ、冷え性などを招きかねません。
とくに、細く見えるからと寝るときもガードルを着用している方は注意が必要です。
長時間の着用は避け、定期的に休憩を取って体を解放する時間をつくってあげましょう。
蒸れて着心地が悪い
ガードルは、体にしっかりとフィットする素材で作られているため、着用を続けると通気性が悪くなり、蒸れやすいというデメリットがあります。
とくに、暑い季節や軽い運動をするときなど、汗をかきやすい状況では、ガードルの中が蒸れて着心地が悪くなるので注意してください。
蒸れることで肌が湿った状態が続くと、肌荒れやかぶれの原因となります。また、湿気がこもってニオイや乾燥が気になるおそれもあります。
やさしい肌ざわりの素材や通気性の良いデザインなど、外出時に履いても蒸れが気になりにくいものを選びましょう。適切な着用時間を守ったり、定期的に履き替えたりと、清潔に保つ工夫も大切です。
正しいガードルの選び方
ガードルの効果を引き出すためには、自分の体に合ったガードルを選ぶことが大切です。
ここからは、正しいガードルの選び方を2つのポイントに分けて解説します。
適切なサイズを選ぶ
ガードルは体のラインを整える目的で着用するため、サイズが合わないと効果を得られません。逆に、体に負担をかけてしまう危険性があります。
少しでもスリムに見せようと、サイズが合っていないガードルを着用すると、血行不良につながるので避けましょう。
自分のウエストやヒップのサイズを測り、サイズ表を参考に適切なサイズを選ぶことが大切です。サイズ表はメーカーによって異なるので、購入前によく確認してください。
とくに、ガードルは引き締め力が高いアイテムなので、普段の下着のようになんとなく決めるのはおすすめしません。
実際に、動いてみて着圧が適切か、着心地が良いかどうかを確認し、違和感がないガードルを着用しましょう。
肌あたりが良い素材を選ぶ
ガードルは長時間着用することが多いため、肌に負担のかからない素材を選びましょう。
通気性が良く吸湿性に優れた綿素材や、伸縮性に富んだスパンデックス素材などがおすすめです。暑い日でも蒸れやかゆみを軽減し、快適な着用感が続く素材がいいでしょう。
また、縫い目が肌に当たるとかゆみや肌荒れを引き起こすおそれがあるため注意が必要です。縫い目が平らな設計のものや、綿素材のように肌刺激が少ない素材を選びましょう。
履いて体を補正する!おすすめのガードル2選
姿勢を整えて、スマートなシルエットに見せる効果が期待できるガードル。
ここからは、ボディメイクに役立つグラモアの人気商品を2選ご紹介します。
産後の骨盤をサポートしたり、着用時の姿勢をきれいに整えたりする効果も期待できるので、産後の女性やデスクワークが多い女性にもおすすめです。
【上向きヒップに整える】ととのうガードル
ととのうガードルは、なめらかで女性らしいきれいなボディラインを演出します。
たるんだお腹やぽっこりお腹を抑えるので、Tシャツやタイトな服を着こなしたい方にもおすすめです。
また、ととのうガードルは、丸みのあるヒップとすっきりとした太もものメリハリを演出してくれるところも魅力的。
パワーネット素材で太もも全体をすっきりと見せ、上向きのきれいなヒップに整えます。
カラーは全5色と豊富なバリエーションで、洗い替えも楽しくなりそうです。
【全身を整える2点セット】シェイパーショート+ガードルハイウエスト
全身のボディラインを補正したい方は、シェイパーショート+ガードルハイウエストの2点セットがおすすめです。
腹部から太ももにかけてのボディラインだけではなく、脇や背中のお肉を集めてバストに寄せて、ボリュームのあるふっくらとしたバストを演出できます。
高い位置でバストを固定し、ウエストラインをすっきりと補正できるので、メリハリのあるスタイルに導いてくれるでしょう。
バストから太ももまでまとめて引き締められるので、タイトな服を着るときにもぴったりの一枚。
初めて補正下着にチャレンジする方は、2点セットを利用してはいかがでしょうか。
ガードルを履いて痩せ見えを狙おう!
ガードルは、履くだけで痩せる効果は期待できません。しかし、見た目をすっきりとスマートに演出してくれるので、外出時やボディラインをきれいに見せたいシーンにおすすめです。
姿勢を整える効果も期待できるので、姿勢の崩れが原因でお腹が目立つ方や、スタイルが悪く見える方にも向いています。
下半身の見た目が気になるのであれば、ガードルを履いて、痩せ見えを狙ってみてはいかがでしょうか。