汗ばむ季節は、ブラジャーの汗臭さが気になる方も多いのではないでしょうか。お出かけやイベントなどの大切なシーンで「周りから汗臭いと思われているのでは」と心配になりますよね。
この記事では、ブラジャーが汗臭い原因と予防方法を解説します。ブラジャーが汗臭くなったときの洗濯方法もあわせてご紹介しますので、臭いが気になる方はぜひ参考にしてください。
ブラジャーが汗臭い原因は?
汗をかいてすぐにブラジャーが臭くなるわけではありません。ただ汗をかくだけではなく、さまざまな原因によって臭いが発生します。
まずは、ブラジャーが汗臭い原因をみていきましょう。
通気性が悪いブラジャーを着用している
通気性が悪いブラジャーは、汗や湿気で蒸れやすくなり、臭いの原因となります。とくに、パッドが分厚いものや装飾が多いものは、空気の流れが悪くなり蒸れやすいため注意が必要です。
また、ブラジャーのサイズが合っていないと、胸部分が圧迫されて通気性が損なわれることがあります。定期的にバストサイズを計測し、適切なサイズのブラジャーを選ぶようにしましょう。
汗や皮脂汚れをそのままにしている
汗や皮脂汚れがブラジャーに付着し、雑菌が繁殖することで、不快な臭いが発生する場合があります。
とくに、夏場や運動したあとなどは汗の量が増えるので、汗や皮脂汚れがブラジャーに付着して汗臭くなるおそれがあるでしょう。
また、使用して汗で湿ったままのブラジャーを放置することも臭いの原因となります。ブラジャーをこまめに洗濯するほか、汗を拭き取って湿気をこもらせないことが大切です。
洗濯後も汗や汚れが落ちていない
間違った方法や洗剤の量で洗濯すると、汚れが十分に落ちずに残ってしまい、ブラジャーが臭くなる原因となります。とくに、ブラジャーの内側やカップの裏側など、汚れがたまりやすい部分は注意が必要です。
汗や汚れをしっかりと落とすためにも、適切な洗剤を選びましょう。また、柔軟剤や香りが強い洗剤は肌に刺激を与えるおそれがあるので、成分を確認することも大切です。
洗濯後のブラジャーは風通しの良い場所で陰干しをおこない、十分に乾燥させてください。湿ったまま着用すると、雑菌の繁殖やカビの発生につながります。
年齢による体臭が移っている
女性は年齢を重ねると、加齢臭と呼ばれる独特の臭いが生じることがあります。
加齢臭は皮脂腺の分泌物が酸化することによって発生し、汗腺からの分泌物と混ざることでブラジャーにも臭いが移りやすくなるでしょう。
劣化したブラジャーは、洗濯をしても汗臭さが取れない場合があるので、定期的に新しいものに買い替えることをおすすめします。
ブラジャーが汗臭くなるのを予防する方法
夏になると汗の臭いが気になって、対策している方は多いでしょう。しかし、夏の暑い時期は気を付けていても汗を止めるのは難しいかもしれません。
ブラジャーの臭いを軽減するためには、なるべく汗を付着させないことが大切です。
ブラジャーが汗臭くならないための予防法をみていきましょう。
汗をかいたらこまめに拭く
汗が皮脂や汚れと混ざり合うと、不快な臭いの発生につながります。そのため、汗をかいたらこまめに拭いて、臭いの原因となる雑菌を減らしましょう。
柔らかいタオルやティッシュペーパーで優しく押さえるように拭くと、肌への負担を軽減できます。
着用後はすぐに洗濯する
汗や皮脂などの汚れがブラジャーに付着したまま放置すると、時間の経過とともに雑菌が繁殖して臭いが発生します。
また、ブラジャーに付いた汚れは、放置する時間が長いほど落としにくくなります。
着用後はすぐに洗濯することで、汚れの蓄積を防止し、汗臭さを軽減できるでしょう。
通気性の良いブラジャーを着用する
通気性の良いブラジャーは、速乾性に優れており汗臭さを軽減する効果が期待できます。
とくに、綿素材やメッシュ素材を使用したものは通気性に優れ、汗を素早く吸収してくれるのでおすすめです。
制汗剤などで汗を抑える
汗をすぐに拭き取れない場合は、制汗剤で汗を抑える方法がおすすめです。制汗剤には、汗腺の活動を抑えて汗の分泌を減らす成分が含まれています。また、雑菌の繁殖を押さえたり、発生した臭いを軽減したりする効果も期待できます。
制汗剤にはスプレータイプやロールオンタイプなどがあり、持ち運びに便利なコンパクトサイズのものも多くあります。暑い季節や運動時など、汗をかきやすい場面でこまめに使用すれば、汗臭さを予防できるでしょう。
敏感肌の方やアレルギーを持っている方は、事前にパッチテストをおこない、肌に合った商品を使用してください。
ブラジャーが汗臭くなったときの洗濯方法
もし、ブラジャーが汗臭いと感じた場合は早めに洗濯しましょう。汗臭いまま何日も放置していると、洗濯しても臭いを落とせなくなるおそれがあります。
ブラジャーは形崩れを予防するためにも手洗いがおすすめです。最近では、洗濯機で洗えるブラジャーも増えてきていますが、その場合でも洗濯ネットを利用するなどして丁寧に扱いましょう。
ここからは、ブラジャーが汗臭くなったときの手洗い方法を解説します。
①洗濯桶に洗剤を入れて溶かす
洗面器や洗濯桶に、水またはぬるま湯をはります。
洗濯洗剤を規定量入れて溶かしましょう。
②ホックを留める
ブラジャーのレースやリボンなどに引っかからないよう、ホックがついているものは必ず留めましょう。
③パッドを外してやさしく手洗いする
パッドを取り外しできるタイプのものは、別洗いするのがベストです。パッドに洗剤が残りにくくなるほか、干すときに紛失するトラブルも防げます。
ブラジャーは繊細なので、押し洗いかつかみ洗いをしましょう。力加減がわからない場合は、洗面器をやさしく振るようにするふり洗いもおすすめです。
もみ洗いやこすり洗いをすると、形崩れを起こしたり、生地や装飾を傷めたりするおそれがあるので注意が必要です。
取り外しておいたパッドは、やさしくもむように洗いましょう。
④すすいで水気をとる
ブラジャーとパッドを洗ったら、洗面器の水を交換して、泡が出なくなるまで揺らすようにすすぎます。
洗剤が残っていると、肌のかゆみや臭いの原因になるので注意が必要です。
洗い終わったブラジャーは軽く水を切り、バスタオルに挟んで水気をとりましょう。
⑤風通しの良い日陰で干す
洗ったブラジャーは、風通しの良い日陰で干しましょう。日光による紫外線は生地にダメージを与えてしまいます。
日陰がない場合には、バスタオルや大きめの服などを活用して直射日光を遮るのがおすすめです。陰干しになるほか、プライバシーを守ることもできます。
部屋干しをする場合は、窓を開けたり除湿器を使用したりして、素早く乾かす工夫をしましょう。
臭いが気になるなら通気性に優れたブラジャーを選ぼう
ここからは、汗臭さの対策ができるグラモアのブラジャーを2つご紹介します。
夏におすすめのブラジャーをピックアップしたので、ぜひ試してみてください。
【消臭機能に優れた夏向けブラ】グラモアブラ COOL
グラモアブラ COOLは、補正力と涼しい素材が魅力のブラジャーです。速乾素材を取り入れており、涼しさを感じられます。
グラモアの商品のなかでもとくに軽いつけ心地で快適に着用できるので、夏のお出かけやイベントにもおすすめ。
消臭効果にも優れており、ブラジャーが汗臭いとお悩みの方にもぴったりです。
薄手のパワーネットと風通しの良いシアー素材で、これからの季節にぜひ取り入れたい一枚です。
【通気性に優れた昼夜兼用ブラ】メロウブラ
メロウブラは、総柄のデザインがかわいいブラジャーです。レースやホックなどの装飾がなく、さらっと着用できるので、一日中使いやすいのが特徴。昼も夜も快適に過ごせて、着替える手間もありません。
立体感のあるカップ部分と伸縮性に優れた生地を使用しており、カップを包み込むようにサポートしてくれます。
肌側はメッシュ素材で通気性が抜群なので、汗の臭いも予防してくれるでしょう。また、パッドも通気性に優れており夏のブラジャーにもおすすめです。
ブラジャーの臭いケアをして夏でも快適に着用しよう
汗をかく季節や人と会う日は、汗臭いと思われていないか心配になりますよね。
とくにブラジャーの汗の臭いは一度付着してしまうと、ケアが大変なので注意が必要です。
この機会にブラジャーの選び方や選択方法を見直して、夏でも快適に着用しましょう。