話題のナイトブラは、瞬く間に人気になりました。しかし、「ナイトブラってどんな効果があるの?」と今さら聞けなくなったのも事実。せっかく購入するなら自分のバストに効果があるものがいいですよね。
ナイトブラは着用以前から、そのつけ心地が決まっているといっても過言ではありません。ナイトブラの効果を高めるために気を付けることはもちろんのこと、昼と夜のブラジャーの使い分けで、より育乳を意識できるといいでしょう。
今回は育乳の効果があがるナイトブラの選び方から日中のブラジャーとの違いを解説していきます。
目次
自胸で得られるナイトブラの効果とは
ナイトブラは、就寝時の動きに耐えることに長けた構造です。寝ているときは、寝返りをしているので自分が意識する以上にバストが揺れています。
睡眠は人間に欠かすことができない時間で、人生の3分の1ともいわれている長い時間です。この睡眠中もバストケアをできるかで、バストの状態が左右されると考えても不思議ではありません。
冷えを感じやすい肩周りを守ることにも長けているナイトブラは、しっかりとバストを守りつつ、より心地のよい眠りを約束してくれるはず。日中のブラジャーとは違うホールド感でより安眠と育乳の両立をできるといいですね。
離れ乳の効果
バストが横に流れてしまうと、離れ乳に見える可能性が高いです。離れ乳だと、ボディラインが膨張してしまうので、太って見える可能性があります。またバストが横に膨張するので、実際のサイズより小さく見えてしまうことも考えられるでしょう。
とくに寝ているあいだは、仰向けになることからバストの膨らみが通常よりも少ないように見えます。さらに重力がかかることによって、バストがデコルテや左右に流れてしまうのを感じるでしょう。
このことから就寝時は、バストを中心に寄せる機能があるものを選ぶことが大切です。しかし、日中のブラジャーによく使われているサイドボーンなどは、就寝時の眠りを妨げることもあります。
ナイトブラの場合は、ワイヤーを使わずゴムやカップで補整するものも多くあります。また布地の切替によって、バストを支える機能を持っていることも。離れ乳の場合は、こうしたナイトブラを選べるといいでしょう。
離れ乳にはナイトブラが効果的?原因から離れ乳を改善するための対策とブラ選びを紹介
小胸の効果
小胸の女性の場合は、流れるようなバストがないので「ナイトブラはいらない」と勘違いされているかたが多いもの。
しかし、バストのサイズは小さくても寝返りの際にバストが押しつぶされ形が悪くなることが考えられます。
そもそもバストにあるべき脂肪をきちんと寄せていないから小胸であることも考えられます。背中や脇に流れてしまったバストを本来の位置にしっかりと固定するためにもナイトブラの着用を検討しましょう。
睡眠時間は、人生でもかなりの時間を有します。小胸さんも、ナイトブラでよりバストケアに注力できるといいですね。
Aカップでもナイトブラを着けた方がいい?育乳効果が期待できるおすすめのナイトブラとは
大きいサイズの効果
バストが大きいかたは、それほどバストの揺れも大きくなります。寝返りにより、バストがデコルテやお腹、背中に流れてしまうことも多いもの。
そのため、バストを支えるために、しっかりとバストをホールドしてくれる素材を選ぶことが重要です。伸縮性があり、大きな動きに柔軟な対応ができるブラジャーがいいでしょう。
大きなバストを包み込むような形状でありつつも、寝返りを打った際にしっかりと衝動をキャッチできるような太めのアウトラインを選びたいですね。
産後のバストケアはナイトブラから
産後は女性ならではの大事なライフステージです。お産で消耗した体力を回復しつつも、お子さんのお世話をするため「バストケアに構ってられない」と思うのも事実でしょう。
そんなときは、なるべく手間がかからないブラジャーで、締め付けが少ないナイトブラを中心にバストケアをしてみましょう。
お子さんのお世話といった動きにも柔軟に対応しやすく、ワイヤーがないことから授乳もしやすいのが特長です。そのまま寝てしまっても眠りを邪魔されることがありません。
また、産後は急激な体の変化から皮膚もデリケートになる時期です。綿などの自然由来で吸水性に優れたナイトブラで、優しくバストケアをできるといいですね。
30〜40代の姿勢崩れも
30代はデコルテのボリューム不足やバストトップが低くなることが悩みのひとつ。人によっては、筋肉量の低下により、前かがみのような姿勢になることも。
バストトップの位置が低くなることが気になり始めるこの頃は、ナイトブラの選び方も下から支える力が長けたものがおすすめです。またバストも流れてしまい形が悪くなるので、キープ力があるナイトブラがおすすめです。
カップでしっかりとしたお椀型を維持してくれたり、心地いい締め付け感でしっかりとバストをあるべき場所に導いてくれるデザインがおすすめです。
アンダーがしっかりと太さがあるものをチョイスしたり、肩ひもがお肉に干渉されないよう太いアイテムを選ぶのもおすすめです。
40代のお悩みに効果があるナイトブラを解説!体の変化を感じたらナイトブラでバストケアしよう
ナイトブラの効果を高めるための注意点
ナイトブラの効果を高めるには、いくつかの注意点があります。普通のブラジャーと違って、リラックス時の過ごし方にコミットしたナイトブラは、そもそもワイヤーが入っていないなどのブラジャー構造上の違いがあるからです。
自分に合ったサイズや正しいつけ心地を実現するためには、ナイトブラもしっかりと自分のバストサイズに合ったものを選ぶことが大切ですよ。
ナイトブラの着け方は正しく
ナイトブラも間違った着用方法では、その力を発揮できません。そのため正しいナイトブラの着用方法を理解しておきましょう。
ナイトブラはワイヤーのかわりに、ゴムを使用したりカップを使用していることが多いです。ブラジャーのカップを自分のバストの円隔にしっかり合わせましょう。
そして前屈みになり、背中や脇に流れたバストを手を使ってカップに入れ込みます。さらに鏡を見て、両方のバストトップと鎖骨の中心が正三角を結ぶようになっているかチェックをしましょう。
ナイトブラには正しい着け方がある!ブラの着用手順とフィットさせるポイントを紹介
ナイトブラのサイズは日中と違う?
ナイトブラのサイズは、必ずしも日中と同じとは限りません。基本的にナイトブラのサイズは、日中のブラジャーに比べてサイズが細かく設定されていないことがほとんどです。
とくに日中のブラジャーは補整力に長けているので、脇肉などを集めるとカップ数が大きくなることも考えられます。ナイトブラもその基準でサイズを合わせてしまうと、睡眠時のホールド感に物足りなさを感じることも考えられるでしょう。
ナイトブラはゴムとカップ、伸縮性がある生地で作られていることから、メーカーによってもつけ心地が変わってきます。メーカーのサイズ基準を確認しましょう。
ナイトブラは睡眠時の無防備なバストを保護する役割がありますから、しっかりと試着ができるといいですね。
ナイトブラのサイズが合わない?失敗しない選び方のポイントを4つ紹介
ナイトブラがきつい場合は?
ナイトブラがきつい場合は、ゴムが強いことが考えられます。しかし、着用していくほどに馴染むことも考えられるので、気分不快になるほどではないのなら様子を見てもいいでしょう。
寝返りを打っても、バストを揺れないようにするためにしっかりとホールドしているナイトブラは、程よい締めつけ感があります。
その点をカバーできるような素材を選ぶのがマストです。伸縮性があり、通気性に長けているナイトブラを選ぶことで、不快感を和らげることもできます。
また、パッドの取り外しができる場合は、それだけで解決するかもしれません。
自分にどうしても合わない場合は、返品やサイズ交換に応じてくれるメーカーもあるので、ぜひそのようなサービスを利用してみてくださいね。
さらにつけ心地にも配慮できるとベスト!
ナイトブラは就寝時に干渉しない造りになっています。そのため、締め付け感が少なく、これが魅力的に映るでしょう。この他にも、つけ心地を左右するのは、実はナイトブラの布地です。
就寝時は室内の気温の変化で、冷えを感じることも多くあります。そんなとき冷えから守ってくれる素材であれば寝つきがよくなります。
また、就寝時は多くの汗をかきます。寒い季節でも汗を吸い取ってくれるような素材を選ぶことが大切です。
吸水性に長けていて、自分の体を冷えから守ってくれるようなナイトブラを選べると安心です。
ナイトブラを日中もずっとつけていると効果があるのか
ナイトブラのつけ心地に一度魅了されると「日中もつけたい」と思うことはなんら不思議なことではありません。とくに女性ならではの周期があるため、ブラジャーの締め付けを避けたい日もあるはず。
ナイトブラという名称なだけに勘違いされやすいですが、ナイトブラは日中もつけることができる商品もあります。しかし、注意点があるのも事実です。
ここでは、ナイトブラを日中もつけることが可能かを見ていきましょう。
日中つけているブラとナイトブラの補整力の違いとは
1日を通して、着用することが可能なナイトブラもあります。
しかし、一般的には普通のブラジャーと補整力の違いがあります。ナイトブラは横にバストが流れることを避けることに長けているからです。
一方で日中着用するブラジャーは、体が起き上がっている状態でかかる重力や激しい揺れをしっかりと受け止めるべく、下から支える力に長けています。
そのため、リモートワークや家で過ごすことが長い休日なら、昼夜兼用のナイトブラもおすすめです。しかし、ジムに出かけたり、ショッピングに出かけたりするなど何かとアクティブな動きが多い日は、下からの補整力に長けた日中のブラジャーをおすすめします。
ナイトブラのつけ心地がいい!日中もつけたい場合は?
一般的にナイトブラは吸水性に優れており、締め付けが少ないブラジャーです。人によっては敏感肌であり、このナイトブラのつけ心地に魅了される人も多いでしょう。
休日の過ごし方は様々ですから「家にいるときくらいラクしたい」「昼間もナイトブラがいい」という考えも不思議ではありません。
ナイトブラを日中もつけたい場合は、昼夜兼用に耐えられる機能がついたナイトブラがおすすめです。たとえば、肩ひもが太くバストをしっかりと支えられることはもちろん、立ったときにバストをしっかりと下から支える力があるかどうかも見極めましょう。
ずり上がりに耐えることができるアンダーであるか、バストの揺れを軽減する機能があるかをナイトブラでチェックします。ちょっとチラ見えしてもおしゃれなデザインだと、なお安心です。
ナイトブラは日中も着用できる?昼間に着けてもOKなナイトブラの特徴を解説!
【まとめ】ナイトブラで質の高いバストケアが叶う
日中のブラジャーとナイトブラは、大きく意味合いが異なります。
立ち姿の美しいシルエットを叶える補整目的であるなら、日中のブラジャーほどベストなものはありません。一方でその締め付けや肌触りから、就寝時のバストケアを諦めてしまうかたが多いのも事実です。
就寝時はナイトブラが補整効果を発揮します。日中のブラジャーを夜間に着用できないからとノーブラで過ごすことはバストケアにマイナスです。 とくに、保護されていないバストは、無防備。就寝時は寝返りなどで、ただでさえバストは大きく揺れているのです。
自分にふさわしいバストケアをするべく、ナイトブラにもこだわりを持ちましょう。その際は自分が睡眠に求めることを叶えつつも、バストのことも思いやれるといいですね。