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ブラジャーの正しい干し方を身につけて長持ちさせよう!洗い方や収納方法も徹底解説

ブラジャーは毎日着用するものだからこそ、正しいお手入れの方法を知っておくことが大切です。「ブラの洗濯方法はなんとなく知っているけれど、正しい干し方まではわからない」という方は多いのではないでしょうか。

ブラジャーは繊細なパーツからできているものが多いため、間違った方法で干していると劣化を早めてしまいます。

今回は、意外と知られていないブラジャーの正しい干し方についてご紹介します。併せて、洗濯方法や収納方法についても知っておくことで、お気に入りのブラジャーをダメージから守り、長く着用できるようになりますよ。

干し方次第でブラの寿命は伸びる

ブラジャーの干し方

ブラは洗い方だけではなく、干し方にも気をつけることで、ダメージを抑えて長く愛用できるようになります。干す際には、ワイヤーやストラップ、レースなどのパーツ部分になるべく負荷がかからないように注意して、ブラジャーの形崩れを防ぎましょう。

ブラは商品や種類によって違いはあるものの、一般的に約100回着用すると寿命を迎えます。1枚のブラジャーを3日に1回着用する場合には約1年、1週間に1回着用する場合には約2年のタイミングで買い替えの時期がやってくるのです。

しかし、着用回数が少ないブラでも、お手入れの方法を間違えれば、より早く寿命を迎える可能性があります。

気に入って購入したブラをきれいな状態で長く愛用するためには、洗濯方法に加えて、干し方にも気をつけることが大切です。

ブラの正しい洗い方

ブラジャーと洗濯かご

まずは、ブラの正しい洗い方からみていきましょう。ブラを間違った方法で繰り返し洗っていると、ワイヤーや生地にダメージを与えてしまうため注意が必要です。

「他の衣類と同じように洗濯している」「ブラの正しい洗い方があるなんて知らなかった」という方は、いまから紹介する3つの洗い方を参考にしてみてくださいね。

着用したその日に洗濯する

ブラジャーを着用したら、その都度洗濯しましょう。汗を吸ったブラジャーを長い時間放置していると、どんどん菌が繁殖してブラジャーの生地が傷んでしまいます。抗菌加工が施されているブラジャーであっても、毎日洗うのが理想です。

ナイトブラも同様に、着用したら毎回洗濯をするようにしてください。「寝るときに使うものなので、あまり汚れていないだろう」と感じるかもしれませんが、睡眠中には多くの汗をかいています。

皮脂や角質などの汚れがついたブラジャーを着用していると、肌荒れにつながるおそれもあるため、清潔に保つことが大切です。

専用の洗剤かおしゃれ着用洗剤で洗う

ランジェリー専用の洗剤を使えば、ブラを傷めることなく簡単に皮脂などの汚れを落とせます。専用の洗剤には、お湯に溶けやすい性質のものや、ミスト状で水に溶かす手間がいらないものなど、幅広いラインナップの商品があります。

また、洗濯の時間を楽しめるような甘い香りのものや、肌に優しい自然由来の専用洗剤も販売されているため、お気に入りのものを見つけてみましょう。

手洗いをする|洗い方の手順も紹介

大切なブラを長持ちさせるためには、ブラを手洗いしましょう。手洗いすることで、生地や装飾へのダメージを抑えられます。

ブラへの負担を軽減しながら正しい方法で洗濯するために、次で紹介する洗い方の手順を参考にしてみましょう。

①パッドを取りホックを留める

取り外しできるパッドは、別洗いするのがベストです。別洗いすることで、パッドに洗剤が残りにくくなります。また、洗濯中や干す際にパッドが紛失するトラブルも防げるでしょう。

さらに、ブラジャーにホックがついているものは必ず留めてから洗濯してください。ホックは、レースやリボンなどの装飾部分に引っかかりやすく、ほつれにつながる可能性が高いパーツです。ブラを洗濯する際には、しっかりと留めておくと安心でしょう。

②洗剤をぬるま湯に溶かしてふり洗いをする

大きめの容器にぬるま湯をはり、規定量の洗剤をしっかりと溶かしてからブラジャーを洗います。

ブラジャーに洗剤を直接ふりかけたり、洗剤の量が多すぎたりすると、色落ちや変色の原因になるので注意しましょう。また、分量が多いと洗浄力が強まり、ブラジャーを傷めてしまうおそれもあります。

ブラジャーは繊細な下着であるため、洗う際には負荷がかかりにくい「ふり洗い」がおすすめです。容器の左右をを持ち、ぬるま湯の中でやさしく振るようにして洗います。汚れがつきやすい背中側やワイヤー部分は念入りに、なでるように洗ってください。

取り出しておいたパッドは、やさしくもむように洗いましょう。

③きっちりすすいでからタオルで脱水させる

洗い終わったら水またはぬるま湯を入れ替え、泡が出なくなるまで揺らすようにしてすすぎます。洗剤の残りが気になる場合は、流水ですすぐといいでしょう。

すすぎが終わったブラジャーは、軽く水を切ります。ねじり絞りは形崩れを起こすので避けましょう。ある程度水が切れたら、ブラをバスタオルに挟み、水気を取り除きます。

洗濯機で洗う場合に注意すること

洗濯絵表示

洗濯機でブラを洗う場合には、ブラのラベルに記載されている洗濯絵表示を事前にチェックしましょう。品質を損なわずに長く使うためには、洗濯絵表示を守って洗うことが大切です。

洗濯絵表示に「タンブル乾燥機禁止」マークがある場合、ブラを乾燥機にかけてはいけません。ドラム式洗濯乾燥機のような、乾燥機機能がついた洗濯機を使用する際は注意しましょう。

洗濯機洗いが可能なブラジャーは、ランジェリー専用のネットにいれたり、専用の洗剤を使ったりするとダメージを軽減できます。パッドがついているものは、取り外して別で洗ってください。

また、洗濯機に入れたら、「手洗いコース」「ドライコース」など、ブラジャーにできるだけ負担がかからないコースを選んで洗いましょう。ブラジャーと一緒に洗う洗濯物の量は少なめにし、脱水は5〜6分ほどにするのがおすすめです。

ブラの正しい干し方

ブラに負担をかけないためには、洗い方だけではなく干し方にも工夫が必要です。着用回数が増えてきても、形崩れのないきれいな形をキープできるよう、ブラを長持ちさせる干し方について学びましょう。

こちらでは、ブラの正しい干し方のポイントを3つ紹介します。

①洗濯後はすぐに「形直し」をする

ブラを洗うと生地がよれたり、しわができたりするため、脱水後はすぐに形を整えましょう。

カップのなかに手を入れて、手洗いの際に寄ってしまったしわを伸ばします。このとき、指の腹を使って生地や装飾をやさしく正しい位置に戻してください。

干す前にきちんと形直しをしておくと、きれいな仕上がりになります。

②風通しのいい場所で陰干しをする

日光による紫外線は生地にダメージを与えてしまいます。ブラを干す際には、直接日が当たる場所は避けて陰干しをしましょう。日陰がない場合には、バスタオルや大きめの服などを活用して直射日光を遮るのがおすすめです。陰干しになるほか、プライバシーを守ることにも役立ちます。

また、風通しがいい場所を選ぶことも大切です。完全に乾いていないままブラを放置すると、菌が繁殖し、生乾き臭の原因となってしまいます。ブラジャーを外に出すのが気になり部屋干しをする場合にも、窓を開けたり、除湿器を使用したりして、素早く乾かす工夫をしましょう。

形崩れしにくい干し方を実践する

ブラは、形崩れしないように干すことが重要です。>着用するときと同じようなスタイルでブラのストラップ部分を洗濯バサミで留めて干したくなりますが、これでは水を含んだブラの重みで伸びてしまいます。

バストを支えるために重要なパーツを劣化させないためにも、形崩れしない干し方について知っておきましょう。

形崩れしにくい干し方その1:逆さ干し

ブラジャー干し方01

ブラは「逆さ干し」をすることで、ストラップが伸びて劣化するのを防止できます。

逆さ干しをする際は、洗濯ばさみでワイヤーをはさまないように、生地の下部2箇所を留めます。このとき、左右のバランスが均等になるようにしましょう。

形崩れしにくい干し方その2:二つ折り干し

ブラジャー干し方02

「二つ折り干し」もブラジャーの形崩れ防止に効果的です。左右のカップを合わせるように真ん中で2つ折りにして、ハンガーなどにかけて干しましょう。

アンダーがゴムのように伸縮性があるデザインのブラジャーや、繊細な装飾が施されているブラジャーは、洗濯ばさみではさむと伸びやほつれが生じてしまうため、二つ折り干しがおすすめです。

③パッドとブラジャーは別で干す

ブラをしっかりと乾かすために、ブラとパッドは別々に干しましょう。パッドを入れた状態でブラを干すと、生地が重なる部分が多いため乾きにくくなるほか、シワや形崩れにつながるおそれがあります。

また、生乾きのままでは、菌が増殖して嫌な臭いの原因となるため、完全に乾いているのを確認してから、パッドをブラに戻しましょう。

ブラのNGな干し方

赤いブラジャー

ブラはワイヤーやレースなどの繊細なパーツからできているものが多いため、正しい干し方をしないと劣化を早めてしまいます。

こちらでは、どのような干し方がブラにとってNGなのかをみてみましょう。

「正しい干し方ができていない」という方は、次の洗濯時から改善してみてください。

①乾燥機で乾かす

ブラのパーツには熱に弱い素材が多く使われているため、乾燥機で乾かすと変形の原因になります。

忙しいときはついつい「乾燥機にかけちゃおう」と思うかもしれませんが、ブラをダメージから守るために、乾燥機の使用は避けましょう。

②片方だけを洗濯バサミではさむ

ブラのアンダーベルトやストラップの片方だけを洗濯バサミではさんで干すと、ブラの重みによって形崩れを起こすおそれがあるので注意しましょう。

また、ブラのワイヤーやレースの部分を洗濯バサミではさむことも、変形や破れにつながります。

③ストラップをかける

水気を多く含んだブラジャーは重さが増すため、ストラップをハンガーにかけて干すと伸びてしまいます。また、アンダーベルトのような伸縮性のある部分を洗濯ばさみで留めて干すことも、伸びや形崩れにつながります。

形崩れしたブラでは、バストをうまく支えられません。必ず正しい方法で干し、きれいな形をキープすることが大切です。

ブラの正しい収納方法

ブラを長持ちさせるために、正しいたたみ方や収納の仕方も知っておきましょう。せっかく洗い方や干し方に気をつけていても、収納する際に形が崩れてしまっては意味がありません。

こちらでは、ブラのたたみ方と保管方法についてご紹介します。

【ブラのたたみ方】

1. ブラのホックを留めたら、ストラップとアンダーベルトをカップ内に入れ込みます。

2. カップは折らず、形がつぶれないように整えましょう。

【ブラの保管方法】

1. ブラがつぶれて形崩れしないように、ゆったりと収納しましょう。

2. 可能であれば下着の専用棚をつくり、つめこみ過ぎないように保管してください。

また、しっかりと乾いていないうちにブラを収納してしまうと、湿気やカビ、臭いの原因につながるため注意しましょう。

【まとめ】ブラを正しく干して寿命を伸ばそう

ブラを正しく干して寿命を伸ばそう

ブラジャーは毎日身に着けるものだからこそ、正しい干し方を実践してダメージを抑えることが大切です。ブラにかかる負担が減れば、お気に入りのブラを長く愛用できるでしょう。

また、干し方だけではなく、洗い方や収納方法にも注意することが大切です。

ブラのラベルにある洗濯絵表記をしっかりと確認して、生地を傷めないように洗ってください。洗濯したあとは、直射日光を避け、風通しのいい場所でしっかりと乾かすことも劣化を防ぐポイントです。

干す前に形を整えておいたブラは、そのままきれいに収納することでシワを防ぎ、形崩れを防止できます。

ブラはバストを保護するために重要な下着です。正しいお手入れ方法を習得し、ブラの寿命をできるだけ伸ばせるように心がけましょう。

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