ナイトブラは、睡眠中のバストを守ってくれる大切なもの。だからこそ、正しいお手入れをして長持ちさせましょう。
ナイトブラは洗濯時にダメージを受けやすいので、負担の少ない洗濯方法を選ぶことが重要です。
今回は、ナイトブラの正しい洗い方と干し方についてご紹介します。
ナイトブラを洗濯するときのポイント
ナイトブラを洗濯する前に、洗濯前の準備作業や適切な洗濯頻度をチェックしておきましょう。
洗濯絵表示をチェック
ナイトブラに記載されている洗濯絵表示をチェックして、正しい洗濯方法を確認しましょう。
最高洗濯温度 40℃ 洗濯機の操作 弱く すすぎ 弱く 遠心脱水 弱く |
桶の記号に数字が記されている絵表示は、その数字の水温を上限として洗濯機洗いが可能だということを表しています。さらに、桶の下に記された線が、強さを表します。
最高洗濯温度 40℃ 洗濯機で洗わないで下さい 弱い手洗いのみ 取扱注意 |
桶に手を入れている絵表示は、手洗いのみ可能ということを表しています。
ナイトブラの品質を損なわずに長く使うには、この洗濯絵表示の指示を守って洗うことが大切です。
取り外せるパッドは取り外す
ナイトブラに取り外せるパッドがついている場合には、あらかじめ取り外し、ナイトブラと分けて洗いましょう。
ナイトブラとパッドを分けて洗うことで、パッドの形崩れや、洗剤の洗い残しを防げます。
ナイトブラの洗濯頻度
ナイトブラは寝るときに使うものなので、あまり汚れていないように感じるかもしれません。
しかし、睡眠中には多くの汗をかいています。皮脂や角質などの汚れもつくため、ナイトブラも他の下着のように、使うたびに毎回洗うことが推奨されています。
お肌の健康を守るためにも、ナイトブラを清潔に保ちましょう。
ナイトブラの洗い方 〜 手洗い・洗濯機 〜
ナイトブラへのダメージを抑えるには、適切な方法で洗うことが大切です。手洗いする方法と、洗濯機で洗う方法をみていきましょう。
ナイトブラの手洗い方法
手洗いするときには、ナイトブラをやさしく扱い、洗い残しがないようにしっかりとすすぐことがポイントです。
① 洗う前の準備をする
取り外せるパッドがあるものは、先に取り外しておきます。形崩れやレース生地がひっかからないよう、ホックのついているものは必ず留めておきましょう。
また、色が薄いものと濃いものを一緒に洗うと色が移ってしまうおそれがあるため、色分けをして、薄いものから洗うようにしてください。
② やさしく手洗いする
洗濯桶に水かぬるま湯をため、規定の量の洗剤を入れます。洗剤がしっかりと溶けたら、洗濯桶の中にナイトブラを入れて洗っていきます。
ナイトブラは、「ふり洗い」「押し洗い」「つかみ洗い」などを行いましょう。ナイトブラに負担を与えないためにも、強くこすったりもんだりするのは避けてください。
次に、取り外しておいたパッドを同様に洗います。形崩れを防ぐためにも、力加減に注意してやさしく洗いましょう。
③ 水かぬるま湯ですすぐ
ナイトブラの汚れが落ちたら、すすぎを行います。新しい水またはゆるま湯に入れ替え、ナイトブラをゆらして泡を落としましょう。
洗剤の洗い残しを防ぐためにも、泡が出なくなるまでしっかりとすすぐようにしてください。洗剤の残りが気になるようであれば、流水ですすぐとよいでしょう。
④ 軽く水を切る
すすぎが終わったら、全体の水気を軽く切りましょう。水を切ったら、バスタオルに挟んで水気を吸い取っていきます。
水気を切るために、ナイトブラを絞ったりねじったりすると形が崩れてしまうため注意しましょう。
ナイトブラを洗濯機で洗う方法
洗濯機で洗うときには、ブラジャー専用の洗濯ネットを使用したり、洗濯機のコース選択を工夫したりして、ナイトブラへの負担を減らすことがポイントです。
① 洗う前の準備をする
取り外せるパッドがあるものは、取り外して別々に洗います。ホックのあるものは、ホックを必ず留めましょう。
ナイトブラはそのまま洗濯機に入れるのではなく、ブラジャー専用の洗濯ネットに個別に入れて洗います。
② 洗濯機で洗う
ナイトブラへの負担が少ない「手洗いコース」や「ドライコース」を選んでください。脱水は5~6分と短めにします。
他の衣類と一緒に洗う場合は、洗濯物の容量を少なめにするとナイトブラへのダメージを抑えることができます。
ナイトブラを長持ちさせる干し方は?
ナイトブラに負担をかけないためには、洗い方だけではなく、干し方も工夫が必要です。ナイトブラを長持ちさせる干し方をみていきましょう。
干す前に型直しをする
ナイトブラを洗うと、生地がよれたり、しわができたりしやすくなるため、干す前に形を整えましょう。指の腹を使って生地をやさしくつまみ、正しい位置に戻してください。
干す前に型直しをすることで、仕上がりがきれいになります。
風通しのいい日陰に干す
紫外線は生地にダメージを与えてしまうため、直射日光が当たらない日陰に干しましょう。日陰がない場合には、バスタオルや大きめの服などを使用して直射日光を遮るのがおすすめです。
また、風通しが悪いとしっかり乾かずに、生乾き臭の原因となってしまうため、風通しの良いところに干すことも大切です。ナイトブラとパッドを別々に干すと、乾きがよくなります。
アンダーを留めて干す
洗濯絵表示を確認し、記載がある場合にはその通りに干しましょう。吊り干しの場合には、逆さまにして、アンダーバストの生地がしっかりとした部分を留めて干します。
ストラップ(肩紐)の部分を留めて干すと、水の重みで生地が伸び、サイズが合わなくなってしまうため注意しましょう。
乾燥機やアイロンはNG
乾燥機やアイロンの熱は、生地を傷つけたり、形崩れを起こしたりする原因となります。
アイロンで圧力を加えることもナイトブラの負担となってしまうため、乾燥機やアイロンの使用は避けましょう。
まとめ
ナイトブラを洗濯する際は、できるだけ負担をかけないように洗うことが大切です。洗濯絵表示に記載されている洗い方・干し方を必ず守りましょう。
慣れるまでは面倒に感じるかもしれませんが、正しい洗い方と干し方を守ることで、きれいな状態を維持でき、ナイトブラを長く使えるようになります。
バストのためにも、ナイトブラの形崩れやよれを防いで品質をキープしましょう。
\ブラジャーの洗い方もチェック!/