女性にとって、お腹の冷えはさまざまな不調を引き起こす原因のひとつです。
自律神経の乱れや、肥満、肌のくすみや乾燥などは冷えが関係しているといわれており、冬場はとくにお腹の冷えに注意する必要があります。
冷えやすいお腹を効率良く温めるのにおすすめのアイテムが腹巻です。この記事では、正しい腹巻の付け方や選び方、着用時の注意点、おすすめの腹巻をご紹介します。
目次
腹巻はお腹の冷えを予防する温活アイテム!
腹巻は、お腹や腰周りを温めてくれるインナーアイテムです。
お腹は冷えていることに気付きにくい部分で、お腹を触ってはじめて冷えていることを実感する方も少なくありません。
お腹が冷えた状態が続くと、全身が冷えてしまったり、お腹を壊す原因となったりするおそれがあります。とくに、冬場はお腹が冷えやすく、体調不良などのトラブルが増える季節なので注意が必要です。
腹巻を取り入れて、寒さ対策をおこないましょう。
お腹を温めることで得られるメリット
お腹は、多くの臓器や血管が集まっている部分です。そのため、お腹を温めることで、免疫力や基礎代謝の向上、便秘予防などさまざまな効果が期待できます。
また、筋肉がほぐれて血行が促されるため、生理痛の緩和にもつながるでしょう。免疫力が上がって不調がなくなれば、精神的にも良い影響を与えてくれます。
お腹の冷えによる便秘や生理痛、ストレスなどに悩んでいる方は、お腹をしっかりと温めましょう。
腹巻の正しい付け方を解説!
腹巻は年齢にかかわらず、お腹の冷えが気になるすべての女性におすすめです。
効率良く寒さ対策をおこなうためにも、正しい方法で腹巻を着用しましょう。
ここからは、腹巻の正しい付け方を3ステップで解説します。
①インナーを着用する
腹巻を付けるときは、まずインナーを着用してください。
腹巻を服の上から着用するか、お腹に直接着用するかで迷ってしまう方は多いでしょう。
インナーの上から腹巻を着用することで、体の熱を蓄えやすくなり保温効果が高まります。
腹巻をお腹に直接着用すると、逆にお腹を冷やす原因となるため注意しましょう。
②インナーの上から腹巻を付ける
インナーを着用したら、その上から腹巻を付けましょう。
長時間着用しても苦しくないよう、ストレッチ素材で伸びが良い素材のものがおすすめです。
③バストの下あたりから下腹部までを覆うように調整する
腹巻を付けたら位置を調節します。お腹の一部だけではなく、バストの下あたりから下腹部までを覆うように着用するのがおすすめです。
お腹全体を温めてあげることで、より保温効果を発揮しやすくなります。
腹巻を付けるときの上下の見分け方は?
腹巻を付けるとき、上下の向きがわからず困ってしまった経験はありませんか。
腹巻の上下の見分け方は、ゴムの位置を確認することがポイントです。
ゴムが入っているタイプの腹巻は、基本的にゴムが上になるように付けましょう。ゴムが下になると、腹巻がずり落ちてきたり、まくれあがってしまうおそれがあります。
上下を見て着用することが面倒に感じる方は、ストレッチ素材の腹巻を選ぶのがおすすめです。全体がフィットするように設計されているため、快適に着用できるほか、ゴムが伸びてしまう心配もありません。
腹巻を1日中付けるとよくないって本当?
女性にとってメリットが大きい腹巻ですが、「1日中付けるとよくない」という意見もあります。
快適であれば、腹巻を1日中着用しても問題はありません。一方で、腹巻を長時間着用していると、体温調整がしにくくなるので注意しましょう。
ここからは、腹巻を長時間着用する際の注意点について解説します。
腹巻を直接肌に着用するとお腹が冷える原因になるので注意
腹巻を1日中着用していると、体が温まりすぎて汗をかき、かえってお腹が冷えてしまうおそれがあります。
とくに、吸水性の低い腹巻を直接肌に着用していると、汗が肌に残って冷えやすくなるので注意が必要です。
お腹を温めているはずが「逆に着用していないときよりも冷えてしまった」という事態にならないよう、腹巻の下にはインナーを着用しましょう。また、暑いときは腹巻を外すなど、適切な体温調整が大切です。
長時間着用するときは吸水性・放湿性が高いインナーを選ぼう
汗をかいても気にならないよう、腹巻だけではなくインナー選びも大切です。
最近では、機能性に優れたインナーが増えています。冬場は、防寒に特化したインナーを着用している方も多いでしょう。
保温性が高いインナーは温かさを感じやすい一方、汗をかき過ぎて、かえって体を冷やしてしまうおそれがあります。
そのため、腹巻の下に着用するインナーは、吸水性と放湿性に優れたタイプを選ぶことがおすすめです。汗をかいても素早く吸い取って乾かしてくれるためお腹が冷えにくく、快適に着用できるでしょう。
冷えを予防できる腹巻の選び方は?
冬になると、さまざまな種類の腹巻が店頭に並ぶので、どの商品を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
腹巻の素材や設計によってお腹をサポートしてくれる機能性が異なるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。
ここからは、お腹の冷えを予防できる腹巻選びのポイントをご紹介します。
①肌触りが良く保温性に優れた生地を選ぶ
腹巻の生地には、さまざまな素材が使われています。
女性向けの腹巻で多いのがウール素材です。保温性と通気性に優れているため、寒い時期の着用に適しています。
また、レーヨン素材の腹巻も人気です。保温性が高いことはもちろん、湿気を吸収して温かくなる吸湿発熱素材なので、長時間の着用に向いています。
②ストレッチ素材で身体にフィットする生地を選ぶ
腹巻は、できるだけ隙間をつくらないように着用することで、温かさを長時間キープできます。
しかし、締め付けがきついと、着用時に痛みや不快感が生じるおそれがあるので注意しましょう。
ストレッチ素材で伸縮性に優れた生地であれば、体にフィットしやすく快適に着用できます。また、着脱が簡単なので暑いと感じたらすぐに体温調整できることも魅力です。
③長めの設計になっているものを選ぶ
バストの下から下腹部までを満遍なく温められるよう、長めの設計になっている腹巻がおすすめです。
腰の周りだけカバーする短いものや、伸縮力がなく伸ばしてもすぐに戻ってしまうものは、冷える部分が発生してしまいます。
お腹だけではなく、全体を温めることでより快適に過ごせるので、腹巻の長さにも注目して選びましょう。
腹巻で冬の寒さを予防しよう!おすすめ腹巻2選
腹巻は、自宅にいるときだけではなく、外出時も着用することがおすすめです。
とくに、気温が低くなる冬場は、しっかりと寒さ対策をしないと身体の冷えにつながりかねません。
ここからは、デイリー使いにぴったりな、グラモアおすすめの腹巻を2選ご紹介します。
温活だけではなく、冷房対策や妊娠初期のマタニティインナーとしても活用できる便利な商品なので、ぜひ参考にしてください。
また、用途別に商品を選びたい方はこちらのページからご覧ください。
【お出かけにもおすすめ】glamore femtech 温活 腹巻
軽いつけ心地で、腹巻には見えないデザインが特徴の腹巻です。
毛足が短く、着膨れしにくい素材を使用。ファッションを妨げることなく身体をしっかりと温めます。低刺激なので、冬の乾燥しやすい時期も快適に着用できるのが嬉しいですね。
後ろ丈が長めのデザインで、しゃがんでも背中が見える心配がありません。お家でも外出先でも快適に着用できる一枚です。
【ショーツと一体型で付けやすい】glamore femtech 温活 腹巻パンツ
腹巻とショーツが一体になった腹巻パンツです。ずれを気にすることなく着用でき、お腹や腰を温めてくれます。
吸水性と放湿性に優れたフェアリーサーモ生地を採用しており、ムレにくいことも特徴。優しい肌触りで、寝ている間も快適なつけ心地が持続します。
クロッチ部分は、通気性が高い綿100%の天竺素材を使用しています。一枚で完結できるので、冬の下着としても活躍してくれるでしょう。
また、洗濯タグは後付け仕様で、気になったら簡単に取り外せることもポイント。肌が敏感な方に嬉しい設計となっています。
正しく腹巻を付けて寒さ対策をしよう!
この記事では、正しい腹巻の付け方と、冷えを予防できる腹巻の選び方について解説しました。
腹巻は、女性の冷え対策をサポートしてくれる温活アイテムです。腹巻を着用してお腹をあたためることで、さまざまなメリットが期待できます。
腹巻に見えないシンプルなデザインのものも登場しているため、お出かけのときにもおすすめです。
ぜひ日常に腹巻を取り入れて、寒い季節を乗り切りましょう。