夏は汗や蒸れによって不快に感じやすい季節です。
とくに、ブラの着用は暑さからしたくない女性も多いのではないでしょうか。
この記事では、夏にブラをしたくないときの対処法や不快感を軽減する方法を紹介します。
女性が夏にブラをしたくなくなる理由は?
夏特有の不快感によって、夏にブラをしたくないと感じる女性は少なくありません。
まずは、夏のブラが苦手と感じる理由を見ていきましょう。
汗やベタつきが気になる
夏の暑い時期は気温や湿度が高くなり、汗をかきやすくなります。
とくにブラをつけていると、アンダーや谷間に汗がたまり、不快なベタつきを感じることも少なくありません。
また、汗が乾くとブラにシミができ、衛生的に気になる場合もあるでしょう。
暑くて蒸れるのが不快である
夏にブラを着けていると、熱がこもりやすくなります。ブラは肌に密着しているため、通気性が悪くなり、汗をかくとより蒸れてしまいます。
蒸れによって臭いが気になることもあり、より不快感が増すでしょう。
肌荒れやかぶれになる
ブラの着用部分に汗がたまると、肌が蒸れて肌荒れやかぶれなどのトラブルを引き起こす原因となります。
また、ワイヤーやストラップ部分が肌に擦れることで、かゆみや炎症が生じやすい点にも注意が必要です。
肌トラブルは不快感だけではなく、見た目にも影響を与えるので、夏場にブラを着けることに抵抗を感じる女性も少なくないでしょう。
【デメリット】夏のブラはファッションに影響する
夏のブラは、ファッションに影響する点もネガティブな要素です。
薄着で出かけるシーンが多いからこそ、ブラがファッションの妨げになるケースも多いので注意しましょう。
ブラが透けたりラインが出る
夏の服装は軽やかで薄手の素材が多く、とくに白や淡い色の服は透けやすいのでブラの色や形が目立ちやすくなります。見た目をきれいに演出できないと、ファッションを楽しめません。
また、タイトな服を着るとブラのラインが浮き出て、下着の輪郭が目立ってしまうおそれもあります。
デメリットを解消するためにも、ブラトップやカップ付きのキャミソール、透けやラインが出にくいインナーを選ぶなど、ファッションを楽しめる下着をチェックするといいでしょう。
谷間やブラ紐が見える
夏は、襟ぐりが深いトップスや肩の露出が多いデザインの服が増えます。そのため、胸の谷間やブラ紐が見えてしまうおそれもあるでしょう。
ブラが見えることで、TPOに合わない服装としてネガティブな印象や、だらしない印象を与える可能性もあります。職場やフォーマルな場面では、とくに気を使わなければいけません。
無意識のうちに胸の谷間やブラ紐が見えている場合もあるため、気になる方はストラップレスのブラやクリアストラップのブラなどを選ぶとよいでしょう。
夏にブラをしたくないときの対処法
夏にブラをしたくないと思う方は、ほかの下着でバストを支えるのがおすすめです。通常のブラよりもシンプルな設計になっているので、不快感を軽減できる可能性があります。
夏にブラをしたくないときの候補となる下着を見ていきましょう。
カップ付きインナーを着用する
カップ付きインナーとは、タンクトップやキャミソールにカップがついたインナーです。パッドの形状をしており、バストのトップをカバーする役割があります。
ブラとは異なり、アンダー部分を締め付けず、暑い季節でも快適に過ごせる点がメリットです。また、肌に密着しないので通気性が良いことも魅力といえます。
一枚で下着とトップスの役割を果たすカップ付きインナーは、ブラのラインが透ける心配がなく、見た目もスッキリします。重ね着として見えてもファッション性が高いので夏場に活躍するでしょう。
ただし、普通のブラよりもバストを支える力がないため、着用し続けているとバストの下垂につながるおそれがあります。
ナイトブラを着用する
ナイトブラは寝るときに使用するブラですが、昼に着用できるタイプも増えており、日中のブラとして着用している方も珍しくありません。
ナイトブラの多くは、通常のブラジャーのようなワイヤーやパッドがないので締め付けが少なく、通気性に優れています。
バストを支えつつもフィット感があり、長時間着けていても疲れにくい設計になっている点もメリットです。
また、ナイトブラはシンプルなデザインのものが多いので、透けやラインが目立ちにくく、夏の薄着のファッションにも適しています。
スポーツブラを着用する
スポーツブラには、運動時のバストをサポートし、揺れを抑える役割があります。汗を吸収しやすい素材で作られており、通気性に優れている点が特徴です。
ワイヤーが入っていないので、締め付けが少なく動きやすいこともメリットでしょう。バストが揺れないようにホールド力があり、服の下に着てもラインが目立ちません。夏の薄着のファッションに合わせるブラとしてもおすすめです。
暑い日のブラの不快感を軽減させる方法
ブラをしたくないと思っても、外出や仕事など着用しなければいけないシーンは多くあります。どうしてもブラの着用が必要な日は、不快感を軽減できるブラを選びましょう。
夏にブラを着用するのが不快だと感じる方は、チェックしてみてください。
吸湿性に優れた素材を選ぶ
暑い季節は汗をかきやすく、ブラが湿気を吸収しないと蒸れやベタつきが生じ、不快感が増します。そのため、吸湿性に優れた素材を選ぶといいでしょう。
コットンやリネン、絹などの天然素材は、汗を素早く吸収してサラッとしたつけ心地をキープしてくれるのでおすすめです。また、吸湿性に優れた素材は通気性にも優れており、熱がこもらず涼しさを感じられるメリットもあります。
スポーツブラや夏用のブラジャーは、吸湿性に優れた素材を使用しているものが多く、夏の暑い日にも快適に着用できるでしょう。
メッシュ素材を選ぶ
メッシュ素材を使用しているブラは、通気性に優れているのがポイントです。熱がこもりにくく、常に涼しい状態を保てるので、蒸れやベタつきが気になりません。
また、メッシュ素材は軽量で柔軟性があり、肌にやさしくフィットしてくれます。夏に長時間着用していても快適に過ごせるでしょう。
締め付けが少ないブラを選ぶ
夏の暑い季節は、ブラジャーが肌に密着すると蒸れやベタつきが生じ、不快感が増してしまいます。
締め付けが少ないブラを選ぶことで、バストをサポートしながら快適なつけ心地を実感できるでしょう。
ストレッチ性の高い素材を使用しているブラやノンワイヤーのブラは、締め付けが少ないものが多いのでチェックしてみてください。
こまめに汗を拭く
ブラの選び方だけではなく、こまめに汗を拭くことも大切です。とくに、胸元や背中などブラが接触する部分は蒸れやすいので、肌トラブルに注意しなくてはいけません。
こまめに汗を拭くことで、ブラと肌の間の湿度やベタつきを軽減し、清潔感と快適さを保てます。
清潔なタオルやティッシュで汗をやさしく拭き取って、快適なつけ心地をキープしましょう。
夏でも快適に着用できるブラジャー2選
夏でも快適にブラを着用したいと考えている方に、グラモアおすすめのブラを2つご紹介します。
夏のブラが苦手な方でも着用しやすいアイテムをピックアップしたので、ぜひ試してみてください。
【涼感・速乾素材の夏ブラ】グラモアブラ COOL
グラモアブラ COOLは、涼しさを追求した夏におすすめのブラジャーです。風通しの良いシアー素材で、暑い日でも蒸れを防いで快適に着用できます。
高性能素材を使用し、気になる汗の臭いを抑えて消臭してくれる点も魅力。洗濯しても消臭性能が持続するので、小まめな洗濯も可能です。
伸縮性の高さや印刷された洗濯タグなど、不快感を軽減してくれる設計になっており、肌トラブルの予防にもつながるでしょう。
【メッシュ素材の快適ブラ】メロウブラ
メロウブラは、ナイトブラとしても昼用のブラとしても着用でき、お休みの日のブラとしてもおすすめの一枚。
ストラップやレースなど、かゆみの原因になる装飾がないので、肌トラブルが気になる方にも向いています。ノンワイヤーで洗濯タグがないことも見逃せません。
また、肌側がメッシュ素材で作られており、外出時の汗や蒸れの不快感を軽減してくれます。
暑い日は着用するブラを見直してみよう!
締め付けや蒸れから、夏にブラをしたくないと感じる女性は少なくありません。
カップ付きインナーや昼夜兼用のナイトブラなどシンプルな下着にしたり、夏用のブラに切り替えたりと、普段着用しているブラを見直してみましょう。
ぜひ本記事でご紹介したブラをチェックして、夏でも快適な着用を実感してみてください。